仮面ライダー555 第1話 感想 二人の主人公の相反する人生

仮面ライダー555視聴

メカニカルな仮面ライダーと その装備品、相棒のバイク など、そして悲しき怪人たち、謎が謎呼ぶ展開、何より演じている役者さんたちが魅力的です。最初は棒読みもあるかもですが…

一年を通じて確実に演技が上手く成って行くのです。それらを見守るのも平成仮面ライダーの魅力の一つです。

基本的に この記事はネタバレを含みます。全く知らない真っ白な状態でご覧になられたい方は、これ以上 読み進めないでください。

 

そして、それらを強く感じられる『仮面ライダー555』を私は大好きなのです。その魅力を少しでも紹介して行けたらと思いレビューを書いて行きます。

それでは、はじまり はじまり~!
先ずは、第1話のあらすじからです。↓

仮面ライダー555 第1話 のあらすじ

深夜、スマートブレイン社では ある物体を研究していた。そこに突然、壁を突き破って山羊型の怪人が現れる。その山羊型の怪人は研究員たちを倒しながら進み、ある物体を奪い取る。その謎の物体を開くと、そこには一本のベルトが現れた。

 

場面変わって、二年前に酷い事故に巻き込まれて入院していた一人の男が死亡宣告を受けていた。その男の名は、木場勇治。生命維持装置を外され、後は埋葬されるだけのように思われた。一人の看護婦が、作業をしている。

木場の手がベットから垂れていたので元に戻す。すると、次の瞬間 看護婦の手を木場が掴む。起き上がり、目が白く光る勇治。看護婦が叫ぶ。

 

場面変わって、園田真理はバイクを走らせていた。食事が終わって食堂をでた真理がバイクに乗る。そのバイクの荷物を見たロン毛の男が真理を追いかける。真理は別の三人の男たちにまとわりつかれ、仕方なしに一緒に行動していた。

だがしかし、道中でその三人の男のうちの二人が砂に成って死んでしまう。恐くなった真理の所にロン毛の男が「バッグをよこせ」と現れる。「まさかあなたが…」と言って逃げる真理。

そこに おこぜ型の怪人が現れる。

 

勇治は、二年間 眠っていた間に 様々なことが起きていた。二年前の事故で両親は即死。おじに 会社と家を勝手に売り払われていたのだ。そして、恋人の千恵もいとこのものに成っていた。

いとこを呼び出し、絶望した勇治は そこで馬型の怪人に変身する。そして剣でいとこの心臓を突き刺すのであった。

 

おこざ型の怪人が現れ、真理は持っていたベルトを取り出し変身しようとする。だがしかし、エラーが出て変身できない。そこで、近くに居た男にベルトを巻く。そして真理が変身コードを入力。

赤い光が周りに広がる。男は仮面ライダーに変身し、見事 おこぜ型の怪人をキックで粉砕するのであった。

真理「これがベルトの力…」

 

それでは、第1話の裏話&見所を紹介して行きます。↓

 

仮面ライダー555 第1話 の裏話&見所

・プロデュースの一人 白倉伸一郎さんは次のように語られました。

スタッフ一同が日曜の朝8時を「仮面ライダー」枠と捉え、作品を「平成仮面ライダーシリーズ」という意識でくくるようになったのは、この作品からで、自分的にも『555(ファイズ)』は開き直って「仮面ライダー」に取り組んだ作品だと言えます。

その開き直りとは、『仮面ライダー』のリメイクです。そのため、ショッカーをスマートブレインに、ショッカー怪人たる仮面ライダーをオルフェノクとファイズの関係に置き換えました。

そのうえで、ドラマでは昭和の時代においては深く踏み込めなかった部分を描くことを意識しました。改造人間の苦悩、そういったものをほぼ全編にわたって掘り下げていこうと。

そのためには、ライダーと怪人をほぼ並列に描くというスタイルが必然となりました。そうしないと、テーマが単なる設定、背景になってしまうからです。『555』は、あらゆることに真っ向勝負したシリーズだったとも言えるでしょう。

以上 『講談社シリーズMOOK 仮面ライダー平成 vol.4 仮面ライダー555』より引用しました。

・キャッチコピーは「疾走する本能」。

・第1話サブタイトルは、脚本タイトルは『旅の始まり・前編』、TVタイトルも『旅の始まり』

 

・最初に出て来た山羊型の怪人の次の登場は、第21話。それまでに物語が、どのように変化しているのか?見所です。

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・木場勇治の元恋人役 森下千恵を演じる勝村美香さんは、「未来戦隊タイムレンジャー」の「タイムピンク」を演じていました。

・まとわりついてくる男三人と真理が写真撮るときに「1+1は?」の後、井沢がダジャレを言います。(第1話 11分10秒頃)

 

・おこぜ型の怪人は、二つの形態があります。格闘体と遊泳体の二つです。遊泳体では身長が202㎝に伸び、下半身が魚にように変化し空中を泳ぐように移動します。また、そのときの時速は180km。(第1話 11分33秒頃)

 

・いとこを呼び出して、勇治が馬型の怪人に変身するとき、周りの雨が 何故か止まって見えます。何故なんでしょうか?(第1話 19分26秒頃)

・仮面ライダーの変身時の赤い発光の様子が見所の一つ。(第1話 19分58秒頃)

・馬型の怪人の手から青白い剣が出て来る瞬間が格好良いです。(第1話 21分49秒頃)

 

第1話の感想です。↓

仮面ライダー555 第1話 感想 二人の主人公の相反する人生

基本的に二つの話が交錯して物語が進みます。そこが第1話の面白い所の一つですね。その話とは、実は主人公は二人居るのです。

一人の主人公は、怪人としての初変身。そして、もう一人の主人公は、仮面ライダーとして初変身を遂げるのでした。そこを見守るのも第1話の見所ですね。

 

そして、あらすじをよく読まれたらボロバレかもしれませんが… 初めての方は誰が仮面ライダーに変身するのか?…っていう楽しみ方もありますね。果たして果たして… (微笑)

 

 

自分がもし、大事故で二年間意識不明の状態で意識が戻ったら… 彼女は どう成っているのでしょうか? ずっと待っていてくれるのでしょうか? 待って貰えているのなら

それは最高に幸せかもしれません。だがしかし、もし意識が ずっと戻らなかったら、それは彼女に取って幸せなのでしょうか? そして、それは自分自身に取っても幸せなのでしょうか?

愛ってなんでしょうね。この物語はフィクションですが… 中に出て来る色々な問題は現実にも起こりうることです。ただの作り物って観るのではなく実際に起こるかもしれないこと

…って視点で観るのも面白いですね。

 

方や 恋人に裏切られる主人公、方や ラブコメに発展しそうな主人公。
二人の今 相反している人生は、どうなって行くのでしょうか?
皆が幸せに成って欲しいのですが… そう成るのでしょうか?

 

 

そして、今回もオマケのコーナーがありますよ♪
内容は ないよう(汗)な 完全な脱力系で危険です。オチすらも無いかもしれません(汗)閲覧なさるときは充分に注意して ご覧ください(微笑)↓

勝手にSD劇場 22


↑仮面ライダー555「おこぜさん。どうして、あのとき中途半端なライダーキック(第2話を見れば分かりますw)を受けてくれたのですか?」


↑おこぜ型怪人「それりゃあ… アレですよ…」

↓あのときの回想シーン…

↑おこぜ型怪人「空気読んだに決まってるじゃないですか!」
(第1話 22分32秒頃)


↑555「おこぜさん。ありがとうございます。」

 

出来レースかよっ!(汗)w

ちゃんちゃん。

少しでも楽しんで頂けましたでしょうか?
あなたの特撮視聴ライフが更に楽しいものに成りますように。

 

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